理解度が低いと感じCPAの通信へ移籍—田中 洋一 さん

他校から移籍を決めた理由

私は、他の予備校で通信生として勉強していました。成績も一応上位ではあったのですが、短答式試験に2 回落ちてしまい、勉強方法が間違っているのではないかと思い、予備校の変更を検討することにしました。

そんな時、CPAのテキストのサンプルを見て、私は、もしかして理解度が低いのではないかという疑問がわいてきました。

なぜなら、CPA のテキストの方が、結論に対する理由等が今まで学習してきたテキストより詳しく説明されていると思ったからです。

短答式試験はマークシート形式の試験ですが、丸暗記で合格できるほど甘くはない試験ですので、思い切ってCPA に移籍することにしました。

CPA に通信生として移籍した後、自分の理解度の低さを思い知ることになりました。

痒い所に手が届くような説明が掲載されているテキストを読むことにより、記憶の定着度と理解度が上がっていることが実感できました。結果、次の短答式試験に合格することができました。

勉強方法について

合格するためには、正しい勉強方法で学習することが一番重要なのではないかと私は考えています。

公認会計士試験は、試験範囲がかなり広いという特徴があります。そのため、勉強方法を間違ってしまうと本来、受かる能力のある人でも勉強が消化不良になる可能性があります。何時間勉強してもなかなか終わらない、次から次へと答練が来る、憶えても暫くすると忘れているなど、この様な状態を私も経験しました。

このような経験をした私が、知識を定着させるために実施した、具体的な勉強方法は以下のようなものです。私は、とにかく暗記が苦手だったので、記憶術に関する本を5冊ほど買って読みました。色々試した中で最も効果的だった方法を紹介します。

1 まず、講義を受けて、なるべくその日のうちに勉強したところを憶える。次に、10分後にもう一度憶えなおす。
2 次は、翌日にもう一度憶えなおす。
3 次は、1 週間後にもう一度憶えなおす。
4 次は、1 か月後にもう一度憶えなおす。

今のところ、私の知る限りではこの方法が最も忘却曲線を低下させず、短期記憶を長期記憶に変える効果的な方法のようです。
長期記憶になったかどうかは1か月後にどれくらい思い出せるかで分かります。

当初記憶した分の80 パーセント以上を思い出せると長期記憶になったと考えていいと思います。ここまでくると、復習にかける時間を節約できるのでかなり勉強の負担が軽くなります。

公認会計士を目指す方へ

最後に、答練は絶対に受けましょう。そして、間違えたところをテキストでチェックし理解するようにしていけば点数は伸びるはずです。
充分理解できていない論点は、CPAはいつでも質問可能なので、質問し理解できるようにしましょう。

この合格体験記が、公認会計士試験を受験する皆さまの勉強に少しでもお役にたてれば幸いです。

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